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現代のデータセンターにおける課題と未来
業界トレンド現代のデータセンターにおける課題と未来
新設のデータセンターにやってきたジェニファーとサイトーさん。近年のデジタル化を支える新たなデジタルインフラであるデータセンターに係る最新トレンド、課題、未来のあり方について考えます。
第3回目は、現代のデータセンターが抱える省エネ、レジリエンスなどの課題や、それを解決に導くジョンソンコントロールズのソリューションをご紹介します。
データセンターの消費電力規模ってどれくらい?
これだけのサーバーを稼働させるとなると…データセンターの消費電力量はとても大きそうデスネ。
ハイパースケールデータセンター1棟分の電力規模は約50MW。東京と大阪間を走る新幹線は、片道約10MWの電気を使うので、5回分の電気量に相当するんだ。
えっ、すごい!
そういえば最近、総受電容量が最大1,000MW級のデータセンターキャンパス構想も発表されていましたよネ…!
原子力発電所の1基の出力は一般的に約1,000MWと言われているから、データセンターの消費電力の規模がわかるよね。
そうすると、省エネが課題になりそうですね…。
資源エネルギー庁がデータセンターを対象として、PUE目標値を定めましたよね。
そうだね。データセンターの消費電力のうち、30~40%は冷却・空調システムに起因しているとも言われているけど、目標値を満たすためにはここを25~30%くらいに収める必要がある。こうしたシステムを自動制御でコントロールする当社のソリューションの果たす役割は大きいね。
各データセンターも、高効率で環境負荷の低い運用を実現するために様々な努力をしているよ。
解説:PUE
Power Usage Effectivenessの略。データセンターなどのIT関連施設のエネルギー効率を表す指標のひとつ。施設の消費電力全体が、コンピュータや通信機器などのIT機器が消費する電力の何倍に相当するかを表す指標で、小さいほど効率が良いとされる。
社会課題であるデータセンターの省エネを支えるジョンソンコントロールズ
データセンターにとってエネルギー消費や環境負荷の軽減は重要な社会課題デスネ…。
ジョンソンコントロールズもデータセンター向けの製品を提供し、データセンターの効率運用やエネルギー使用量の削減に貢献していますネ!
そうだね。
さらに言えばデータセンターの冷却方式も多様化しているけれど、当社のBMS(Metasys、BilWorks)は液冷・空冷のハイブリッド構成で、最適な冷却方式の組み合わせを設計できる。
季節データをもとに、冷たい外気を利用するフリークーリングの最適制御もできますよね。チラーの稼働を最低限に抑えることができますカラ、省エネ効果も高そうです。
省エネ効果の高い冷却設備を提供するだけでなく、最適なシステムの構築ノウハウや運用に伴う省エネ効果を出せることは、当社の差別化要因だね!
データセンターとレジリエンス
デジタル技術の進化が止まらない現代社会において、データセンターは生活インフラの一部と言えそうです。
24/365の絶対安定稼働が求められますが、災害時や緊急時の対策はどうしているんでしょうカ?
データセンターにおいて、サーバーや機器の故障と緊急事態に備えて必要以上の予備設備を用意する「冗長化」は絶対条件。
ジョンソンコントロールズでは、グローバルに展開するオープンネットワークシステムである「Metasys」と、高速な処理速度と冗長性を併せ持つ「BilWorks」の二種類のビルオートメーションシステムをお客様の要望にあわせて提供し、冗長化にも対応しているよ。
データセンターの場合、グローバル企業は設計を標準化するケースが多いというお話でしたが、そうするとグローバルに展開するMetasysの導入を希望されるお客様が多いのではないでしょうか?
どうやって冗長化に対応しているんでしょう…。
Metasysを支えるネットワーク自体をあらゆる非常事態シナリオにあわせて構成するんだ。
例えば、サーバーの1台に故障が発生した場合に備えて仮想化サーバーを導入して冗長化させたり、産業用の制御機器であるPLC(プログラマブルロジックコントローラー)や接続されているネットワーク機器に故障が発生した場合に備えて、PLC自体も冗長化させたりと、あらゆる状況に応じたシステム構成が可能だよ。
なるほど!お客様のご希望に沿った形でシステム構築できる柔軟性は強みになりますね。
そうだね。
さらに、当社のOpenBlueデジタルテクノロジーで、外気湿度・温度、サーバー室内の環境、サーバーの負荷容量をモニタリングして、自動的に適正な台数の空調やチラーを稼働できるんだ。緊急時にも必要なシステムの稼働台数を計算できるよう管理されているから、即時にバックアップ用のシステムを稼働させられるよ!
解説:冗長化(リダンダンシー)
機器やシステムの故障、緊急事態に備え、重要な設備をあらかじめ複数用意しておくこと。データセンターにおいては、空調(冷却)機を複数台設置や、サーバーやネットワークなどのIT機器を二重化することで有事のサーバー故障にも対応できる構成とする。代表的な方式として「N+1構成(必要台数+予備1台)」が挙げられる。
データセンターの未来とは
膨大な電力消費に災害時の対策…。データセンター業界は、多くの課題に挑戦しつつ発展を遂げているのですね。
そうだね。
電力だけでなく水資源や、廃熱・騒音などでも敬遠されている事実がある一方、私たちの暮らしはもはやIT技術、AIありきの世界になっていることは誰も否定できない。それにデジタル技術の進展、物理的移動にかかる燃料や紙使用、印刷の削減による排出量削減への効果もある。
確かにそうですね。冷却技術も急速に発展していますから、新たにエネルギー効率やレジリエンスを高める空調技術も誕生してくるのだろうと思いますし…。
今は生活の一部として必要不可欠となった社会インフラも、様々な試行錯誤を繰り返しながら構築されていった。
データセンターはこれからの人類の発展を支える次世代の社会インフラとして、構築されている最中にあるんじゃないかな。これからどんな発展を遂げていくのか楽しみだね。
確かに…
ジョンソンコントロールズが、その次世代インフラの要となる冷却や空調のビルオートメーションを支えていることは誇らしいデスネ!






















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