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当社はデータセンターの熱管理イノベーションで「Fortune」誌の「Change the World」リストに3度目の選出を果たしました
当社は2025年9月、データセンター冷却における画期的なイノベーションが評価され、「Fortune」誌の2025年版「Change the World(世界を変える企業)」リストに選出されました。本年の選出においては、当社がハイパースケールおよびAI集約型データセンター向けに開発したYORK YVAM空冷式磁気軸受チラーが特に評価されました。YVAMチラーは、業界をリードする性能により消費電力の削減、現地での水使用量ゼロ、低騒音運転を実現しており、先進技術がサスティナビリティを推進し、社会に実質的な利益をもたらすことを示しています。
当社の「Change the World」リストへの選出は今回で3度目となりました。2023年は運用コストの50%以上、カーボン排出量の60%が削減されるヒートポンプ技術が、2022年は建物を気候や財務的な負担からダイナミックで柔軟な資産へと転換するOpenBlueスマートビルディングプラットフォームがそれぞれ評価され、選出されています。この栄誉は「Fortune」誌の編集者や記者によって、世界中の数百社の候補の中からわずか50社のみが選出されるものです。

「AIが世界を再構築する中、データセンターは現代生活と経済成長にますます不可欠な存在となっています」とジョンソンコントロールズCEOのヨアキム・ワイデマニスは述べています。「データセンターに関連するエネルギー効率改善と排出炭素削減は、課題であると同時に大きなチャンスでもあります。データセンターの冷却に使われるエネルギーを削減することで、高度なAI処理を稼働させるためのさらなる電力容量を確保することができます。これは、人間社会におけるAIによる変革を推進するための戦略的な強みになります。私たちはお客様と協力できること、そして私たちの取り組みが評価されていることを誇りに思います」
データセンター冷却システムは、高性能チップが安全に稼働するための温度維持に不可欠ですが、ときにはそのエネルギー消費は施設全体の消費量の30%を超えることもあります。電力需要の増加と、1日あたり数百万ガロンに達することもある大量の水使用を抑えるため、最新のデータセンターは省エネ・省水の冷却技術を積極的に導入しています。同時に、周辺地域への影響を最小限にするため、騒音低減にも取り組んでいます。
これらの課題に正面から取り組むYORK YVAM空冷式磁気軸受チラーの最先端機能は以下の通りです。
- l従来のソリューションと同等の冷却能力を維持しながら、年間の電力消費を40%削減
- l水資源の保全と効率的な水利用を実現し、現地での水使用をゼロに
- l10メートルの距離でわずか65デシベル(レストランのBGM程度)という静音運転
ジョンソンコントロールズの、より効率的で社会的責任を果たすデータセンター運営への取り組みは、チラーや空調機器およびその部品の性能基準を継続的に向上させるための最先端の先進開発エンジニアリングセンター(JADEC)や、イノベーション・規模・一貫性を世界中の顧客に提供するための専任グローバルデータセンターソリューション組織など、熱管理ソリューションへの変革的な投資に表れています。これにより、お客様にグローバルレベルで一貫性のあるイノベーションとスケールを提供しています。
2025年版「Fortune Change the World」リストの全容は https://www.fortune.com をご覧ください。





















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