ジョンソンコントロールズ、IoTイノベーター・オブ・ザ・イヤー2019を受賞

2019年2月18日

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ジョンソンコントロールズが、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)市場における技術や商品開発のトップ企業を表彰する第三者機関であるブレークスルーが主催するアワードプログラムにおいて、IoT・イノベーター・オブ・ザ・イヤー2019を受賞しました。本アワードでは世界各国より3,500件におよぶ案件がノミネートされ、イノベーター、リーダー、ビジョナリーの各カテゴリーにおいて受賞者が選出されました。
当社は、HVAC (冷暖房空調機器) 、自動制御、エネルギーマネジメント、セキュリティ&セーフティ領域の事業におけるソリューションやプラットフォームのポートフォリオ提供を通し、お客様のデジタルトランスフォメーションを牽引しており、以下のような実績が認められ、IoTイノベーター・オブ・ザ・イヤー2019の受賞に至りました。

IOT Awards 2019

  • Digital Vault: 当社開発のDigital Vaultという世界で最も先進的なデジタルクラウドプラットフォームは、当社のトランスフォメーションを実現するためのソリューション開発の基盤として用いられています。
  • Enterprise Management (JEM): エネルギー、資産、居住者、テナントビルの管理システムであるJEMは、企業の建物に関するデータ分析に活用されています。これまで世界中2,000棟近くの建物 (100社以上のお客様) に活用されており、経費削減や効率性向上に貢献しています。
  • Connected Converged Security (集約セキュリティシステム):マシンラーニングとAIを活用したデジタルセキュリティプラットフォームです。セキュリティ感知システム、企業用ITシステム、人に関する情報システム、ファシリティシステム、イベントフィード、天気、ソーシャルメディアといったデータを活用します。脅威ハンティングや脅威モデルとして機能し、その情報に沿った対応シナリオを構築、お客様はセキュリティオペレーションを強化し、グローバルレベルで集約を可能になります。
  • Connected Equipment and Services (接続された機器とサービス):予測診断とマシンラーニングの機能を通し、お客様の使用する機器システムの信頼性やパフォーマンスの質を改善します。必要な時に必要なメンテナンス行う状態基準保全や、オペレーションコストの削減を実現します。こうしたIoTテクノロジーを活用したプラットフォームやソリューションを通じ、当社は1,600以上のお客様、5,000の建物、75,000の機器やシステムを繋げています。更に、世界で7,000社よりも多くのお客様が、数百万ドルのコスト抑制に成功しています。
  • Central Plant Optimization (CPO):ファシリティオペレーションのコスト最適化へ予測コントロールモデルを活用する、世界で唯一のソリューションです。CPOはHVACのパフォーマンス予測や建物にかかる負荷に対する必要要素や、天候の変化、建物の占有率、代替エネルギー資源へのアクセス、デマンドレスポンスプログラムの活用などを基に行われ、10~30%のコストを抑えることができます。例えば、ケント州立大学は本ソリューションを通し、6ヶ月以内で50万ドル以上の利益を生み出しました。

本受賞を通し、当社デジタルソリューション担当 バイスプレジデント 兼 ジェネラルマネジャーのスーディ・シンハは、「私たちは、イノベーションを推し進めるために商品やソリューション開発に力をいれ続けています。同時に、IoTやデータに基づいたソフトウェアソリューションを通し、現実、更にデジタル世界に対する私たちのビジョンに共通の興味を持つ企業が増えていることも嬉しく思います」と、述べています。

IoTブレークスルーアワードについては、こちら(英語サイト) をご覧ください。

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