全国の女性フィールドエンジニアのネットワーキングイベント「現場女子会」を開催しました

ジョンソンコントロールズ株式会社は9月1日、笹塚本社で女性フィールドエンジニアを対象としたネットワークイベント「現場女子会」を実施しました。従業員主体のBRG（Business Resource Group）「ウーマンネットワーク」が企画、社員からのボトムアップの要望に会社が賛同し、開催が決定しました。本イベントには全国各地から女性フィールドエンジニア集結、総勢50名が参加し、現場の課題やキャリア形成をテーマにした議論や体験共有が行われました。

冒頭では、ジョンソンコントロールズ株式会社 代表取締役社長の松下太郎が「日々現場で活躍されている皆さんが、この場で新たな刺激を得て、前向きに働けるきっかけとなれば嬉しい」とコメント、人事本部長、荒岩毅は「忙しい中、現場の予定を調整してまで参加して良かったと思える会になれば嬉しい」と述べ、参加者の努力に対する感謝とイベントへの期待を示しました。これらシニアリーダーからのメッセージは、従業員一人ひとりに責任と可能性を託すジョンソンコントロールズの企業文化を象徴するものです。

イベントでは、現場で働く女性従業員が直面する課題に焦点を当てた議論が行われました。結婚や出産といったライフイベントと現場エンジニア職の両立や、トイレや更衣室などの現場の衛生環境に関する悩みなどが共有され、長期的なキャリア形成に関する不安が挙げられました。その後の実際に結婚や出産、産休・育休取得を経た3名の先輩社員との座談会では、キャリア形成の道のりや当時の悩み、どのように克服したかについての生の声が共有されました。現在も社内で活躍する先輩社員の経験を聞いた参加者からは「経験談から具体的な未来像を描けるようになりました」「ライフステージの変化に伴う漠然とした不安が軽くなりました」などの声が聞かれ、実体験に基づく話は安心感と新たな視点を提供するものとなりました。

キャリアとライフプランを整理するワークショップでは、参加者が目標設定とアクションプランを作成しました。さらに、社長と人事本部長との質疑応答では、率直な疑問や提案を直接届ける機会が設けられました。参加者からは「現場で感じていた悩みを共有でき、全国に仲間がいると実感できました」「具体的なアドバイスを得られたことで働き方への希望を持てました」といった声が寄せられ、双方向の対話がキャリア形成に向けた貴重な機会となりました。

全国各地から参加した社員同士のネットワーキングも活発に行われ、拠点を超えた交流の場として評価されました。「普段は交流の機会がない拠点の仲間とつながれました」「様々な現場で女性社員が活躍されていることがわかり、困った時に相談できる先が広がりました」との声が聞かれるなど、キャリア形成と業務改善に役立つつながりが築かれました。半日のイベントを通じて生まれた新たな人脈は、今後の業務やキャリアの支えとなることが期待されます。

今回のイベントは従業員主体で企画・運営され、女性社員が活躍するための支援を目的とする「ウーマンネットワーク」の活動の一環として実施されました。社員の声を反映した内容が現場特有の課題に即したものとなり、参加者からも高く評価されました。

ジョンソンコントロールズ株式会社は、多様性とインクルージョンを企業文化の柱に掲げ、社員一人ひとりが安心して働き続けられる環境づくりに力を入れています。「現場女子会」はその取り組みの一環であり、参加者たちは新たな学びとつながりを得ることができました。当社は今後もこうした活動を継続し、従業員の可能性を最大限に引き出す環境を提供し続けます。