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関西国際空港
ソリューションJohnson Controls solutions
成果 Results
「既存設備を無駄にせず、さらに空港内の施設を運用しながら どう改修工事を進めるかが課題でした」
新関西国際空港株式会社 技術・施設部 鍜治達弘 氏
「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」に取り組む人と地球にやさしい環境先進空港
関西国際空港は、大阪湾の泉州沖約 5 キロメートルの海上に建設され、1994 年に開港しました。
「公害のない、地域と共存する空港づくり」をコンセプトに、自然環境の保全に十分配慮するとともに環境基準を遵守するため、騒音・大気質・水質・底質・周辺海域生物などについて環境対策を行っています。
2001 年に日本の空港として初めて自発的に環境管理計画「エコ愛ランド・プラン」を策定し、2008 年からはその第 2 次計画として、温室効果ガスの削減や省エネへの取組みを中心に地球温暖化防止に取組んできました。さらに、2013 年から始まった第 3 次計画「スマート愛ランド推進計画」では、従来のエコの取組みに、新しいグリーンイノベーションへの挑戦としてクリーンエネルギーの利用と IT によるエネルギーの効率化(省エネ)をプラス。2014 年 2 月には、アジアの空港で最大級の太陽光発電所「KIXメガソーラー」の運転をスタートさせるなど、新たな環境施策を実施し続け、人と地球にやさしい世界最高水準の環境先進空港を目指しています。
当社は、空港開港当初から一部で導入いただいていた機器のサービスの実績が認められ、2010年から 2013 年までの設備改修工事の際、自動制御機器および、BEMS や施設管理ソフトを含むMetasys® ビルオートメーションシステムを導入させていただきました。
3 年間におよぶ大規模な改修工事で中央監視・自動制御システムを刷新
「もともと関西空港内の各建物内にある電気設備や機械設備、昇降機設備などの監視は、その建物ごとに独立した監視システムを導入していました。しかし、空港のオープンから 15 年以上が経過し、各システムが更新時期を迎えたのをきっかけに、複数の設備・機器をトータルで監視、コントロールできるシステムに更新したいと考えました」と、技術・施設部の鍜治達弘氏。続けて、同部の蛭田一成氏は「関西空港では、第一種エネルギー管理指定工場に指定されている旅客ターミナルビルやホテルなどを中心に、省エネルギー施策を継続的に行っており、CO2 排出量、コストなどを把握するため、今以上にエネルギー使用量の詳細情報を一括可視化できるシステムを構築したいとも思っていました。そのためにはジョンソンコントロールズさんの協力が必要でした」と、当社システムを導入いただいた背景をお話し下さいました。
改修工事は、2010 年 3 月にスタート。BACnet® 通信によるオープンプロトコルを採用することにより、第 1・第 2 ターミナルビル、立体駐車場、関西空港駅、新関西空港株式会社本社ビル、国際貨物地区など、空港島内の 9 割以上の施設を統合し、Metasys® ビルオートメーションシステムによる電気設備、空調設備の中央監視・自動制御を実現しました。そして、3 年という長期に及んだ大規模改修工事は 2013 年 3 月に無事完了。
「関西空港は 24 時間 365 日稼働しており、旅客のサービスレベルを下げないためには、施設を運用しながら改修工事を行わなければなりませんでした。そのため、ほかのシステムと連携を取りながら限られた時間帯で作業を進める必要がありました。そのような制約の中で工事には 3 年という年月がかかりましたが、ジョンソンコントロールズさんにいろいろ配慮していただいたおかげで、スムーズに工事が進められたと思います」と、鍜冶氏からねぎらいの言葉をいただきました。
運用の効率化やコスト削減に貢献しさらに、今後の省エネルギー対策もサポート
また、こうした当社システムの導入は、運用の効率化、コスト削減に大きく貢献しているそうです。
「かつては、メンテナンス専属のスタッフに常駐してもらっていましたが、システムの一元化により管理する機器の数も減ったことで、担当技術者の労力や拘束時間を大幅に削減できていると思いますし、メンテナンスコストを下げることもできています。また、不具合が生じるたびに、各施設のサーバーまで行って原因を調べて確認する必要がなくなったので、素早い対応ができるようになりました」と、鍜治氏。さらに、「大阪のミニ ROC(地域リモートオペレーションセンター)に接続して頂いているので、24時間365日のリモートメンテナンスなどのサービスが大変心強いです」と、蛭田氏は言います。
現状の課題点、そして今後期待される点について
こうした当社システムの導入から 1 年。日々のメンテナンスについて伺ったところ、鍜治氏からは「使いはじめて間もないため、不慣れな部分も多く、現場の担当者が戸惑うこともありますが、すぐに対応していただいています。不具合が生じた際も、すぐに駆けつけて現場で的確な解決策を提案してくれますし、問合せや障害時の対応窓口がジョンソンコントロールズさんに一本化できたことも非常に助かっています」と、話してくださいました。
当社への今後のご要望について伺うと、「多くの機能が搭載された最新のシステムを入れていただいたので、定期的に講習会などを計画するなど、使い方を含めた有効活用の方法をアドバイスしていただきたい」と鍜治氏。続けて蛭田氏からは「省エネ対策は今後もどんどん積極的に進めていかなければならないので、システムを最大限活用できるようフォローしていただきたい」と期待が寄せられました。






















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