足利赤十字病院

2019년 1월 1일 화요일

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課題 Challenges

  • 省エネ・省CO2をめざす「次世代型グリーンホスピタル」の実現
  • 病院来訪者、職員にとって快適な院内環境の整備と維持
  • BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)のエネルギーデータを活用したエコな病院運営の実現


ソリューション Johnson Controls solutions

  • Metasys®ビル管理システムによる中央監視と熱源および空調の自動制御により、効率的で最適なエネルギー利用を可能にし、院内の空調を最適化

  • 蓄積したBEMSデータをエネルギーレポートや見える化パネルへの表示用データとして活用

  • エネルギー管理用アプリケーション「エネルギーデザイナー」を組み合わせることにより、データ加工・分析しやすいExcelにてレポート出力できる仕組みの構築


成果 Results

  • 「次世代型グリーンホスピタル」のスキームにあった持続可能なヘルスケアファシリティマネジメントの仕組みが整い、地域社会に根差した新しい総合病院が完成
  • 見える化パネルにより、職員や施設利用者の省エネ意識が向上
  • Excelで消費傾向などがグラフ表現されたエネルギーレポートが作成され、エネルギー消費動向や消費量の多いフロア・部門にターゲットを絞った施策検討が可能に
  • 年間の1次エネルギー消費量が従来比で約45%削減、CO2は約46%、年間約4千トン削減し、電気料は約2億5千万円削減
  • 国土交通省「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」として採択され、省エネ大賞の最高賞 「経済産業大臣賞」など権威のある表彰を多数受賞

「省エネ・省CO2への取り組みを地域に発信することは、 地元の中核機能を担う最先端の病院としての自負です」

足利赤十字病院  院長 小松本 悟氏、事務部長 鷲見 圭司氏

次世代型グリーンホスピタルの実現に向け、環境に配慮し災害にも強い病院として開院
 2011年7月1日、栃木県の両毛地区の災害拠点病院として渡良瀬川沿いに移転し開院した足利赤十字病院。一般病床全室個室や分棟型建築、救急医療機能分化や災害対策、省エネ、省CO2を目的とした自然エネルギーの活用は、「次世代型グリーンホスピタル」として開院以来多くの病院・建築関係者が見学に訪れるなど各界から注目と賞賛を集めています。
 具体的には、「日本医療機能評価機構」や「JCI」といった医療福祉分野、建築やエネルギー分野からの高い評価を受け、病院としては全国初となる国土交通省「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択されているほか、「第27回空気調和・衛生工学会振興賞技術振興賞」、「第1回カーボンニュートラル大賞」、「第11回環境・設備デザイン賞(BE賞)」、「平成26年度省エネ大賞」の最高賞である「経済産業大臣賞」など、多くの賞を受賞しています。
「当院が掲げる『次世代型グリーンホスピタル』には、①一般病床全室個室、②分棟型建築、③救急医療機能分化、④災害対策、⑤省エネ、省CO2を目的とした自然エネルギーの活用の、5つの特徴があります。それらは同時に、病院を新しく建て直す際の課題でもありました」と語るのは、小松本悟院長。さらに、「当院では『患者の皆さまがかかって良かった、職員の一人ひとりが勤めて良かったと言える病院を創る』という理念を掲げており、私なりに勉強をしたり専門家の方々からお話を伺ったりした結果、新しい病院は、安心・安全で環境に配慮した病院にすること、そのためには、考えられるすべての省エネルギー技術、CO2削減技術の導入を検討することを決めました」と新病院建設時のコンセプトを語ってくださいました。

自然エネルギーを余すことなく有効活用。大幅な省エネを実現
 足利赤十字病院では山、川などの自然に恵まれた環境を生かし、風力・太陽光・井水の自然エネルギーを取り入れた最新鋭の省エネ技術を導入するとともに、大幅なCO2削減とエネルギー削減に成功しています。「病院はエネルギー問題とは無縁と思われていますが、当院は従来の病院と比較して約46%、年間約4千トンの削減に成功し、電気代は約2億5千万円も減りました」と、事務部長の鷲見圭司氏。
 また、小松本院長は、「グリーンホスピタルの中核は、年間を通して18°Cと温度変動が少ない渡良瀬川河岸の豊富な井水を活用した『井水熱利用ヒートポンプ・蓄熱システム』ですが、深夜電力給湯による高効率熱源、高効率個別空調、風力・太陽光発電、換気変風量制御、BEMSによるエコの見える化、屋上緑化や職員教育など、省エネ・省CO2のために、当院では考えうる限りのさまざまな施策を行っています」と、足利赤十字病院の省エネへの取り組みをお話しくださいました。
職員への教育について伺うと、「病院では年に1~ 2回、エコ委員会によるエコパトロールを行っています。委員のメンバーで病院内を回り、照明などの無駄をチェックしています。また、幹部による巡回のほか、設計者を交えたエコ研修会も定期的に行っています」と、鷲見氏。
 当社は、METASYS®ビル管理システムにて院内の空調設備、衛生設備、電気設備を『BACnet®』通信で統合管理し、熱源と空調を自動制御。また、計測した数値データを抽出し、消費傾向などが確認できるレポート作成が可能な独自のアプリケーションソフト『エネルギーデザイナー』でエネルギー効率の改善をサポートしています。さらに、BEMSの収集データをエントランスホールの見える化パネルへの表示に活用させることで、施設利用者の省エネ意識の向上に寄与しています。

次世代グリーンホスピタルのさらなる推進に向けて
「エントランスの見える化パネルの存在により、患者の皆さま、職員の省エネに対する意識は確実に高くなっていると実感しています。職員はもちろんのこと、日の当たる南向きの病室を利用され ている患者さまは、日中自ら個室の電気を消される方もいらっしゃいますし、『省エネに貢献しないと駄目だよ』と、職員におっしゃる方もいらっしゃるくらいです」と、小松本院長。
 さらに、「エコパトロールやエコ研修会などでは、ジョンソンコントロールズさんのソフトで集計したデータを利用させてもらっています。納入していただいている各システムに関しても、開院以降トラブルもなく順調に稼働しています」と評価をいただきました。
 小松本院長は、「開院以来、経営という面からも順調に稼働を続けることができているのは、患者の皆さま、職員の一人ひとりにとって使い心地のいい病院を持続できているからだと思っています。病床の利用率はほぼ毎日96%を超え、また職員の離職率も大変低いです。それは、ジョンソンコントロールズさんを含め、設計から建築、その後のメンテナンスなどにも関わってくださった、協力会社の皆さんのおかげだと思っています」と言います。
 続けて「ジョンソンコントロールズさんに提供していただいている設備や機能をもっと使いこなしていけば省エネ効果は今以上に上げられると思っています。また、部門ごとのエネルギー使用量など細かい区分で分析できるのでそのような機能も活用して患者の皆さまと職員の意識を高められればいいですね」と今後の展望をお話しくださいました。

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