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あべのハルカス
Challenge 課題
- 特定のメーカーに限られたクローズドシステムの打開と将来に向けた拡張性の確保
- 細やかで自由度の高い空調制御を含む省エネ性の高いビル管理システムの構築
- 空調機械室の省スペース化
ソリューション Johnson Controls solutions
- BACnet®を採用したオープンプロトコルで、各メーカーの機器を共通のインターフェースを介してすべて接続し、監視できるようネットワークを構成(空調・熱源設備)
- エネルギー管理と見える化を細やかに行うため計量ポイントを数多く設置
- オフィス部分は可変風量制御装置(VAV)による分割制御および、テナントが温度設定できるタッチパネルで快適な空調を実現
- 空調機械室内の制御基盤がコンパクトに収まるようシステムを開発・設計し、省スペース化を図る
成果 Results
- BACnet®の採用で設備のベストミックスとオープンな基幹システムの構築を実現。柔軟性が高く、システムの変更・拡張性を確保
- 細かな制御で各機器・システムの最適運転を可能とし、省エネに貢献
- オフィスの部屋全体の風量制御とピンポイントの風量補正で自由度の高い空調制御を実現。温度設定に上限・下限を設けているため省エネにもつながり、テナントの省エネ意識を啓発
- BEMS 構築を適正コスト、省スペースで実現
「さまざまなメーカーの優れた製品を導入してシステムを構築するために 拡張性などを含む将来性、柔軟性のあるシステムが必須でした」
近畿日本鉄道株式会社 あべのハルカス事業本部 技術部長 安東隆昭 氏
国内トップクラスの耐震性、優れた環境性能を兼ね備えた日本一の超高層ビル
駅、百貨店、美術館、オフィス、ホテル、展望台などさまざまな街の機能を立体的に表現した「あべのハルカス」。高さ日本一の超高層ビルは、最高水準の耐震性とともに、複合する多彩な機能を活かしたさまざまな省エネ、省 CO2 技術が支えています。
これらの取り組みは高く評価され、国土交通省公募の「住宅・建築物省 CO2 推進モデル事業(平成20 年度)」に採択されていることに加え、建築環境の性能評価制度「CASBEE 大阪みらい」において、最高評価のSランクを取得。さらに2013年7月27日付で株式会社日本政策投資銀行が実施した「DBJ Green Building 認証」において、国内トップクラスの卓越した環境・社会への配慮がなされたビルに贈られる最高ランク評価 “ プラチナ ” も取得しています。
省エネ・CO2 排出削減に向けたあべのハルカスのさまざまな取り組み
ビルの中に自然の光と風を取り込む「ボイド」という吹き抜けを設けたことで、採光や換気の役割を果たし、空調や照明の省エネに一役かっています。オフィスエリアでは、複層ガラスの間に室内の空気を通して空間全体の温度上昇を低減する「エアフローウィンドウ」を採用することで冷房効率を上げ、さらに、照明は室内リモコンで明るさに合わせて調光可能な LED 照明を標準仕様とすることで、全面ガラス張りの開放的な空間を少ないエネルギーで快適に保っています。
また、百貨店やホテルの生ゴミをメタン発酵槽へ送り込み、バイオガスを発生させて熱や電気を作る仕組みを、国内の高層ビルとしてはじめて導入。さらに、百貨店の冷房で発生した排熱エネルギーをホテルやオフィスの給湯、暖房に利用するなど、ビル全体のエネルギーを有効利用することで、エネルギーの負荷を最小化しています。そのほかにも、エネルギーの “ 見える化 ” による省エネ促進システムや屋上庭園の導入、雨水や排水の再利用など、さまざまな取り組みが行われています。
近畿日本鉄道株式会社 安東氏は「高さだけではなく、省エネ、省 CO2 など総合的な環境性能も日本一を目指しており、ビル全体の CO2 排出量を年間で 5,000t、一般的なビルと比べて 25%削減する目標を掲げています。使用状況を見ると、その目標が達成される感触は十分にあります」と、力強く語ります。
拡張性の高いシステムで各設備をスムーズに運用しビルの資産価値を維持・向上
当社は、あべのハルカスのビル全体の熱源設備とオフィス部分の空調を「Metasys®」の基幹システムにより制御しています。BACnet® を使ったオープンな通信プロトコルで、メーカーを問わない最適な設備システムを構築しました。さらに、当社のリモートオペレーションセンター(ROC)による遠隔監視機能を加えて、24 時間対応可能な監視体制を実現しています。
「これだけ大規模なビルになると、空調、照明、セキュリティ、防災などの制御は、各社さまざまな規格・仕様を組み合わせて構築していかなければならず、どうしても無駄な中継装置が増えたり特定のメーカーに偏るなど、ブラックボックス化しやすい一面がありました。そのため、柔軟性に優れたオープンシステムのノウハウを持ち、さらに、オフィスエリアを広く取るために空調機械室の省スペース化にも対応いただけるというジョンソンコントロールズさんに相談しました」と安東氏。「今後の設備機器の更新の際にも、拡張性の高いシステムを持っていることで、選択肢が広がります」と、当社を選んでいただいた理由をお話くださいました。






















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