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Chitchat with Jennifer おしゃべりジェニファーの成長記

進化するビルオートメーションシステムのインテグレーション

Q ビルのシステムを統合化するメリットは?


アキラと一緒のアメリカ出張もあともう少しで終わりネ。




やっぱりアメリカはボクの肌に合うみたい。このまま残っちゃってもいいですか?




No way! 今日はサイトーさんが私たちに病院の最新ソリューションを勉強させてくれマス。ココで学んだことを日本でしっかり活かさなきゃ。そのためのアメリカ出張デス!



相変わらずジェニファーは元気だなぁ。待たせちゃったかな?




あ、サイトーさん!先日はミラーパークを案内していただき、ありがとうございマス。とっても楽しかったデス。今日もヨロシクお願いしマス。




いやぁ、大リーグの試合、最高でした!今日はまた、アメリカの最新メディカルソリューションの見学をさせていただけるなんて感激です!この経験をしっかり日本で活かせるよう、勉強させていただきます!!





ほほう、関心だな。じゃあさっそく、Eskenazi Health病院にお邪魔しようか。




すごくキレイな病院ですネ。建物も近未来のようで、So Cool!




Eskenazi Healthは、インディアナポリスのダウンタウンの約15万平米の敷地に建てられた、新築の公共医療施設だよ。315床の入院施設と19の手術室があり、毎年19,000人以上の入院患者と数十万人の外来患者のケアをするための設備を備えているんだ。



この病院にジョンソンコントロールズのビルオートメーションシステムが導入されているんですか。素晴らしいです!




いや、ビルオートメーションシステムが導入されているだけではないぞ。Eskenazi Healthでは、我が社が設計プロセスの早い段階から協力し、彼らの医療環境のサポートや、患者体験の改善を実現するシステムインテグレーションの提案を行って、初期の技術ロードマップから緊密に携わっているんだ。



Great!! では、計画段階からさまざまなシステムをビルオートメーションシステムに統合して活用することが想定されて建てられた病院!...ということですね。まさに最新のソリューション。具体的にはこのビルの中でどんなことが行われているのデスカ?



ジョンソンコントロールズが約25のシステムを管理し、また臨床、施設、ITシステムの統合を活用して約40の統合ポイントを管理して展開しているんだよ。



病院と言うとクリティカルなシステムが数多く存在しているイメージですが、それらが管理、統合され、オートメーション化されているというわけですか…すごいなぁ。



そうだね、統合システムではビルシステム、監視カメラ、セキュリティ、新生児連れ去り防止システム、位置情報システム、無線トランシーバ、ナースコール、デジタルサインボード、予約システム、さらに電話、時計、院内IPネットワークなど、さまざまなものが管理されているよ。



病院ならでは、というSpecialなシステムもあるのデスカ?




うーん、たとえばリアルタイム位置情報システムは、設備や人を探す時間を大幅に短縮することができる。ナースコールと位置情報システムを統合することで、コール応答プロセスも合理化されたんだ。さらに位置データを活用して、スタッフタイプ別の詳細な時間や動きを調査することで、さらなるワークフロー改善への取り組みにも活用できるんだ。



ジョンソンコントロールズ、大活躍デスネ!なんだか誇らしいデス!





逆に、病院だからこそ、注意すべき点とかもありそうだなぁ。





そうだな。課題のひとつとして災害時の対応がある。たとえば停電によって、手術などが中断しては人の命に関わることもあるだろう。電力需要に関するリスクに備えるため、緊急時の電源確保に蓄電池の設置や太陽光発電などの対策も取られているんだよ。




Oh!それなら安心です。






ジョンソンコントロールズでは、このようなシステム間統合をBWSI (Building Wide System Integration)と呼んでいるんだ。IT化の波は様々なビル設備のシステム化を後押しし、スマートビルなんて言葉も登場した。しかし、ビルの中にはまだまだ統合できるシステムがたくさんあるんだ。たとえば病院では電子カルテをはじめとする医療施設独自のシステムや設備機器のネットワークなど、複雑で多様なシステムをうまく統合することで、医療機器や設備の運用を最適化し、さらに患者さんの快適性を向上させられる。コスト削減やシステムの最適化のみならず、より患者体験の向上にも主眼をおいているのが、BWSIのコンセプトだ。



既存のビルをビルオートメーションシステムで進化させることも重要ですが、新築するビルの設計から関わることで、利用者のニーズを確実に取り込み、より効率の良いシステム化、最適化が図られたインテグレーションが実現するということですね。



そのとおりだ。しかし海外では積極的にインテグレーションへの対応がはじまっているが、日本の病院ではさまざまな課題があってなかなか進行していない。2人共、今日の経験を通して、日本でBWSIを進めていくためにはどんな課題があるかを考えてほしい。これが日本に戻ってからの宿題かな。



Got it!




さっそく取りかかります!


 

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